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ウマニティPOG虎の巻<攻略ガイド> ~第4回 勝利に近づく「タチの悪い」立ち回り考察~
えー、性格やタチの悪さには昔から定評があるオジサンです。ついでに最近は勃ちまで悪い……って、誰だそんな下品なこと言うヤツは!(自分)
でも、この「タチの悪さ」というのが、POGでも意外と役立つんですよ。とくに、この『ウマニティPOG』のようにルールが複雑であればあるほど、タチが悪かったり、心臓に毛が生えているようなふてぶてしいプレイヤーのほうが強いんじゃないかなあ。素直なプレイヤーのほうが割を食う、と言い換えてもいいかもしれませんね。
前回のコラムで言及した、指名枠の使い方なんかもそうです。「入札を待って待ちまくるくらいのほうが有利」なんて言った気がしますが、これも要は、ルールで許される範囲で、できるだけズル賢く立ち回ったほうが勝ちやすいって話。ルールは遵守すべきですが、必要以上に意識する必要もないですからねー(悪い笑顔で)。
では、もう少し具体的に解説しましょうか。『ウマニティPOG』では、誰も仮想オーナーになっていない馬であれば、既走馬であっても指名できるのはご存知ですよね? ということは……新馬戦で素晴らしい勝ちっぷりを見せて、次走は重賞で勝ち負けが期待できるような馬であっても、誰も仮想オーナーになっていなければ余裕で入札に参加できちゃうワケですよ。
そんなうまいケースがあるわけない? いやいや、実際はそうでもないと思いますよ。例えば、オークスを勝ったメイショウマンボ。父スズカマンボ、母父グラスワンダーという超・地味な血統ですから、11月に1番人気で新馬戦を勝つまでは、まったくといっていいほどマークされていなかったでしょうね。この馬を昨シーズンのPOGで指名していた達人など、1000人に1人もいないはずです。
それに、NHKマイルCを制したマイネルホウオウも、通常のPOGでは指名がかなり厳しかったパターン。ラフィアンの早期デビュー馬なのでメイショウマンボよりはナンボか指名しやすかったでしょうけど……スズカフェニックス産駒の関東馬ですよ? 通常のPOGだったらオジサン、人生を100回やり直しても指名できない自信があるね! 実際にクラブで出資していた会員さんでもないと、ここを獲りには行けないですって。
そんな馬でも、この『ウマニティPOG』なら獲れる。新馬や未勝利の賞金を捨てて、こういったパターンの馬を獲りにいくという戦略は、かなり有効に機能するはずです。それこそ、10頭の指名枠すべてを「誰も指名していなかった新馬戦勝ち馬」で占めるという、猛烈に卑怯な手段だって……アリでしょ?(すごく悪い笑顔で) こういう手が有効だと確信していたからこそ、オジサンは前回のコラムで、指名馬の「枠」を早期で使い切るのは損だと言い切ったワケです。
こういった対人勝負のゲームだと、相手の動きを見てから立ち回れる「後攻」のほうが圧倒的有利。トランプや麻雀で例えるなら、相手の手札やテンパイを見てからどう動くか考えられるようなもの……というのは、さすがに表現がオーバーか(笑)。でも、後攻がそれくらい有利なのは間違いありませんよ。先攻のメリットって、このルールだと皆無ですからねー。
ルールで許されている範囲内での「タチの悪い立ち回り」は、他にもまだまだあるはず。他のプレイヤーの動きをしっかり観察しつつ、どのような指名馬戦略ならば他者よりも優位に立てるのか。第1回の入札前に、それを考えてみるのもいいと思いますよ。それでは皆さん、バイアグラ!
■執筆者プロフィール
ポグおじさん
競馬歴、POG歴ともにウン十年。元が血統ヲタなせいか、いまだに2歳馬の血統表を眺めてニヤニヤするのが好き。「ググって最も検索に引っかかる競走馬名はランド(95年JC覇者)」といった競馬無駄知識も豊富な独身オヤジでござるよ。