27日の札幌6R2歳新馬(ダート1700メートル)は、
勝浦正樹騎手騎乗の3番人気
トウカイバレット(牡、栗東・
安田隆行厩舎)が好位追走から直線で抜け出して快勝した。タイムは1分48秒9(稍重)。
スタート直後は先行集団がややゴチャついたが、
エルフベレーザが先頭。これに
パストラーレ、
レッツイットラン、
サンアルパインなどが続く。全くついて行けない馬も多く、縦長でバラバラの展開。勝負は先行集団の馬たちに絞られた。その中から抜け出したのは
トウカイバレットと
マイネルオフィールの2頭。大きくバテる馬も出る流れのなか、最後まで力強い脚いろの2頭が競り合いを演じたが、最後は
トウカイバレットがもうひと伸びして先着した。3/4馬身差2着が2番人気の
マイネルオフィール。2着から4馬身離れた3着が6番人気の
レッツイットランだった。
トウカイバレットは、父
ネオユニヴァース、母オータムブリーズ、母の父ティンバーカントリーという血統。3代母
ダイナフェアリーは
産経賞オールカマーなど重賞5勝を挙げている。
勝浦騎手は「まだ随所に若さはありますが、競馬では上手に走ってくれたし、しまいもしっかりしています。まだまだ伸びしろは見込めますよ」とさらなる成長に太鼓判を押していた。
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