12月14日の中山9R・ひいらぎ賞(2歳1勝クラス、芝・外1600メートル、馬齢、13頭立て)は、クリストフ・ルメール騎手の
デンクマール(牡、美浦・
田中博康厩舎)がスタートを決めて先手を奪うと、直線で後続とのリードを広げて逃げ切り。単勝1.4倍の断然人気に応え、デビュー2連勝でオープン入りを決めた。タイムは1分32秒4(良)の2歳コースレコード。
1/2馬身差の2着は中団追走から猛追した
イミグラントソング(2番人気)、さらに2馬身差の3着には、
ベストシーン(4番人気)が入った。3番人気に支持された
ティラトーレは、4着に終わった。
デンクマールは父
モーリス、母は
阪神JF、
オークスで2着に善戦した
リリーノーブル、母の父
ルーラーシップという血統。
◆C・ルメール騎手(1着
デンクマール)「逃げ切りました。スタートがとても速かったし、マイペースで走ってくれた。まだフットワークはちょっと緩いですね。僕から手前を替えた。自分で替えていないから、まだ子供ですね。時計はとても速かったですけど、もうちょっと冷静に走らないといけないです。でも、2戦目でスピードを出してくれた。もうちょっと落ち着いたらいいと思う。体はめちゃくちゃ強いし、いいマイラーになれます」