デスク 今週からGIが始まって、本格的に秋競馬が到来。有力な2歳馬が続々とデビューするんじゃないか。
渡部 芝の中距離戦線で活躍している
ダコールの半妹
エヴェットが、着々と調整を進めています。ゲート試験は合格済みで、坂路でしっかり乗り込んでいます。「速いところをやるのはこれからだけど、軽い走りをするし、芝向きだと思う。まだ非力だけど、いいモノはある」と中竹調教師の評価は高いです。
デスク デビューが決まっている馬はいるか。
渡部 ダートで活躍中の
ブルドッグボス(父
ダイワメジャー)の半妹ブルドックギャルは、10月23日の京都芝1400メートルに向けて調整中。「父が
ハーツクライなので、兄とはタイプが違う。芝の軽いところでよさそう」と西浦調教師は楽しみな様子でした。
デスク 次は美浦。25日の芙蓉Sを勝った
キングズラッシュは強かったな。
板津 そうですね。池内助手は「気性的にも体的にも若さが残る中で、いい競馬ができたので先々が楽しみ。芯が入ってくればもっと良くなりますよ」と期待を寄せています。放牧に出して、状態を見てから次走を決めていくようです。
デスク 久保田厩舎には、キングズに続きそうな素質馬がいるらしいが。
板津
ダノンイーグルのことですね。近親に弥生賞2着の
ココナッツパンチや
新潟2歳Sを勝った
ザラストロがいます。「骨格がしっかりしていて、いいスピードを持っています。大型馬で東京も合いそう」と池内助手のトーンは上々。デビューは10月15日の東京芝1600メートルで、横山典騎手を予定しています。