8月28日の新潟11Rで行われた第36回
新潟2歳S(2歳オープン、GIII、芝・外1600メートル、15頭立て、1着賞金=3100万円)は、
福永祐一騎手騎乗の3番人気
ヴゼットジョリー(牝2歳、栗東・
中内田充正厩舎)が中団から運ぶと、長い直線でもスピードを持続させてV。無傷で出世レースといわれる
新潟2歳Sのウイナーとなった。タイムは1分34秒3(良)。
2着には1馬身1/4差で
オーバースペック(6番人気)が入り、さらにクビ差の3着に
イブキ(2番人気)が入線した。1番人気の
モーヴサファイアはスタートが悪く後方内めを進み、直線でも内に進路を取ったが伸びきれずに8着に終わった。
ヴゼットジョリーは、父
ローエングリン、母フレンチビキニ、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、(有)社台レースホースの所有馬。通算成績は2戦2勝。重賞初勝利。
中内田充正調教師、
福永祐一騎手ともに
新潟2歳Sは初優勝。
◆
福永祐一騎手「まったくの初めての騎乗だったのですが、しつけが行きとどいて、心配することなく自分の描いていたレースができました。スタートが良くて、力みはじめたので馬の後ろに入れて、直線ではスムーズに外に出せました。瞬時に反応するタイプではなく、スピードの持続力がいいところ。コントロールのしやすい馬ですね」
★28日新潟11R「
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