11月16日の東京4R(2歳新馬、芝1400メートル、11頭立て)は、トム・マーカンド騎手の
エルマーゴ(牡、美浦・
加藤征弘厩舎)が好位追走から力強く抜け出して勝利。1番人気の支持に応えて初陣を飾った。タイムは1分24秒0(良)。
中団からしぶとく追い上げた
ベルアーブル(2番人気)が3/4馬身差の2着、さらに1馬身差の3着には先手を奪って懸命に粘った
ミリオンヒット(9番人気)が入った。
エルマーゴは、父
サートゥルナーリア、母ホーリーウーマン、母の父Tawqeetという血統。
◆T・マーカンド騎手(1着
エルマーゴ)「新馬戦なので、さすがにまだ競馬がどういうものなのかわかっておらず、道中促す場面があるくらいだったんですけど、いい形で直線鋭く伸びてくれました。能力的にはまだ余力があるので、将来的にはマイルとかで面白い存在になりそう」
◆
加藤征弘調教師(同)「思ったより冷静に走れていましたね。もっとハミを取るかなと思ったら、意外とズブさが出ていた。騎手がいい脚を使えるように、しっかり矯正して乗ってくれました。(距離は)今日のを見るともう少し延びてもいいと思うが、気持ちが前向きなところがあるので…。まだ口向きの悪さなど馬が幼いので、これから矯正していきます」