今週の東西調教ウオッチャーは朝日杯FSが対象レース。美浦トレセンからは東京サンスポの柴田記者、栗東トレセンからは大阪サンスポの正木記者、競馬エイトの坂本和トラックマンが参戦して、好調教馬を挙げた。
正木 先週の阪神JFは当欄で取り上げたラッキーライラックが1着、リリーノーブルが2着。今週も当てたいな。
坂本和 それなら、人気でもダノンプレミアムですね。CWコースで、4ハロン52秒7-11秒7を馬なりで計時。ダイナミックなフォームで、見た目以上に時計が出ているのは走る馬の特徴ですね。2歳馬らしからぬ桁違いの動きです。
正木 同じダノンでもダノンスマッシュの方は見栄えがする動き。こちらもCWで先週は6ハロン78秒8-11秒6、今週は同83秒3-11秒9を馬なりでマーク。一杯に追えばもっとはじけとったはず。
坂本和 坂路組ではケイアイノーテックですね。すごくバネのあるフットワークで4ハロン50秒8-12秒5。久々で22キロ増だった前走から、数字は大きく変わらなくても体は引き締まってくるはずですよ。
柴田 美浦はタワーオブロンドンの陰に隠れる形になっているけど、同じ藤沢和厩舎のファストアプローチも好気配。坂路で4ハロン54秒6-13秒4ながら、騎乗したシュミノー騎手は「少しモタれていた1週前とは別馬のように良くなった」と絶賛。要注意です。
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