今週の東西調教ウオッチャーは
新潟2歳Sと
キーンランドCが対象。
新潟2歳Sは美浦から東京サンスポの芳賀記者と柴田記者、栗東は大阪サンスポの渡部記者が参戦。
キーンランドCは函館出張中の大阪サンスポの川端記者、札幌出張中の東京サンスポの板津記者が、調教からの狙い馬を絞り出した。
芳賀 まずは
新潟2歳Sから。美浦では
ヒプノティストが一番よく見えた。Wコースで4ハロン51秒0と余裕残しの内容だが、その気で追えば、併せた年長馬をどれだけ突き放すかわからないほど迫力十分。堂々の『S』評価だな。
柴田
ロードクエストはWコースで4ハロン57秒0と軽めの調整。先週やっているので、今週は輸送とテンションを考慮しての内容です。ソフトな仕上げが吉と出ればいいんですが。
芳賀
ペルソナリテは400キロ前後の牝馬だが、中2週のローテでWコース5ハロン66秒台の好時計はデキのよさの証明。ラストも重心がぶれておらず、こちらもいい動きだったよ。
柴田 大穴なら
シトロンでしょう。Wコースの3頭併せで最先着。内の2頭が一杯なのに、終始馬なりで余裕たっぷりでした。
渡部 栗東では
ルグランフリソンが好気配。併走馬にクビ差遅れましたが、坂路4ハロン52秒8の好時計。中間も緩めず、調教量、質ともに文句なしです。
川端
キーンランドCの函館組は、札幌への輸送があるので、軽めの馬がほとんど。そのなかで、唯一の『S』評価を得た
ローブティサージュは芝で抜群の動き。序盤は我慢がきいて、最後は確かな伸び。きっちり仕上げてきた印象です。
板津 札幌組では
オメガヴェンデッタ。岩田騎手が最後まで手綱を動かさなかったように、走りたい気持ちを抑えて本番までとっておく調教だったけど、走り自体は力強かった。対照的に僚馬
レッドオーヴァルはゴール後にステッキを2発入れて、気持ちに火をつける意欲的な内容。間違いなく状態は上がっています。
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