★2年連続で優勝馬がクラシック制覇 注目の3歳重賞に15頭が登録
19日の中山では
京成杯(GⅢ)が実施される。2023年の
京成杯勝ち馬
ソールオリエンスは
皐月賞(GⅠ)を制し、昨年は
京成杯1着の
ダノンデサイルがダービー(GⅠ)を、2着の
アーバンシックが
菊花賞(GⅠ)を制しており、クラシックへ向け注目の一戦と言えそうだ。今年は、
朝日杯FS(GⅠ)7着の
ドラゴンブースト(牡、栗東・
藤野健太厩舎)、同8着の
コスモストーム(牡、栗東・
北出成人厩舎)、葉牡丹賞(1勝クラス)2着の
ゲルチュタール(牡、栗東・
杉山晴紀厩舎)、同4着の
パッションリッチ(牡、美浦・
久保田貴士厩舎)など15頭が登録しているが、今年の
京成杯からも後のクラシック勝ち馬が生まれるだろうか。
★
フェアリーS、
シンザン記念は1戦1勝馬がV
京成杯には2頭の1戦1勝馬が登録
12日に実施された
フェアリーS(GⅢ)は
エリカエクスプレス、13日に実施された
シンザン記念(GⅢ)はリアエンブレムが勝ち、2日連続で1戦1勝馬が重賞を制した。19日に実施される
京成杯(GⅢ)には、キングノジョー(牡、美浦・
田中博康厩舎)、
ミニトランザット(牡、栗東・
杉山佳明厩舎)と2頭の1戦1勝馬が登録している。
京成杯では過去10年で1戦1勝馬が4勝を挙げているが、今年出走予定の2頭は好走することができるだろうか。なお、キングノジョーにはC・ルメール騎手、
ミニトランザットには
田辺裕信騎手が騎乗する予定だ。
キングノジョーは父シルバーステート、母パレスルーマーという血統で、2023年の
天皇賞・春(GⅠ)を制した
ジャスティンパレスの半弟にあたる。
キングノジョーは2023年のセレクトセール(1歳)において3億1000万円(税抜)で落札されており、
京成杯を勝てば国内市場で取引された歴代最高額のJRA重賞勝ち馬となるが、新馬→重賞を連勝することができるだろうか(※
京成杯には2023年セレクトセール(1歳)で2億7000万円(税抜)で落札された
パーティハーンも登録している)。