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【漆山“教授”のGI因数分解】NHKマイルC

 東大卒の漆山貴禎記者がGI的中への方程式を導き出す「漆山教授のGI因数分解」。NHKマイルCでは芝1600メートルでの持ち時計などのファクターから4頭を有力候補としてピックアップした。

 ◇

 (1)持ち時計を重視

 NHKマイルCといえば超高速決着が定番。前5年は全て1分32秒台で決着しており、スピードに対応できるかが鍵を握る。そこで、過去10年の勝ち馬のレース前の芝1600メートル持ち時計を調べた。すると、実に8頭が1分34秒0より速いタイムで走っていた。例外2頭も1分34秒台前半で走破歴と、持ち時計を重視すべきなのは明らかだ。今年の出走予定馬では10頭が1分34秒0より速い持ち時計を記録している。

 (2)気鋭の新種牡馬

 現3歳世代の芝1600メートル戦で、モーリス産駒はディープインパクト産駒(19勝)に次ぐ11勝を挙げている。興味深いのは馬体重によって成績に大きな差が生じる点だ。馬体重が480キロを超えると【7・7・0・12】、連対率53・8%をマーク。大型馬こそ狙い目だ。

 (3)2ハロン短縮組

 過去25回では前走から距離短縮組が連対率17・1%で、同距離組(10・9%)、距離延長組(5・6%)を上回る数字を残している。特に前走の芝2000メートル重賞で馬券に絡んでいた馬は【3・1・2・3】と頼りになる。

 ≪注目馬≫

 今年のメンバーで持ち時計トップはグレナディアガーズ。昨年の朝日杯FSを1分32秒3の2歳コースレコードで制した実績が光る。57キロを背負ってファルコンS2着からの参戦は昨年Vのラウダシオンと同じだ。

 モーリス産駒はピクシーナイトルークズネストの2頭が参戦。ともに500キロ超の大型で、1分33秒台の持ち時計がある点も心強い。

 距離短縮組なら弥生賞2着のシュネルマイスターが面白い。父キングマンは欧州でマイルGI4勝を挙げており、2ハロン短縮は間違いなくプラスだ。ただ、1分35秒台の持ち時計しかなく、高速ターフへの対応がポイントになる。 (漆山貴禎)

NHKマイルCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2021年5月4日(火) 04:58
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