《栗東》新馬、東京スポーツ杯2歳Sと連勝中の
クロワデュノール(斉藤崇、牡)は、CWコースの3頭併せで最先着。ゴール前は強めに追われ、6ハロン85秒6-11秒4をマークした。手綱を取った北村友騎手は「1週前の段階で、前走と比べてもより動ける態勢を作れています。直線も反応してくれて、余裕もありました」と仕上がりに自信を深める。
札幌2歳Sを制し、2戦2勝の
マジックサンズ(須貝、牡)は、CWコースで一番時計となる6ハロン79秒1─11秒5。併せ馬でクビほど先着した。須貝調教師は「負荷をかけることができました。いい動きでしたし、状態は申し分ありません」と順調ぶりをアピールする。
京都2歳S2着の
ジョバンニ(杉山晴、牡)は、松山騎手を背に同81秒2―11秒6。僚馬に1馬身半先着した。鞍上は「1週前追い切りとしてはしっかりとやって、動きも良かったです。リラックスもしていて、いい感じでした」と好感触だ。
同3着の
クラウディアイ(橋口、牡)は同83秒7─11秒6で、半馬身先着。橋口調教師は「後ろから(併走馬に)ついていって、馬なりで最後にかわすイメージ。その通りの追い切りができたと思います」と満足げな表情だ。
芙蓉Sで2勝目を挙げた
ジェットマグナム(安達、牡)は、坂路単走で一杯に追われて4ハロン54秒0-12秒6。安達調教師は「いつも時計の出ない馬ですからね。馬体重は(前走より)6~8キロ増ぐらい。輸送も考え、それぐらいでいいと思います」とうなずく。
札幌2歳S7着
アスクシュタイン(藤原、牡)は、CWコースで6ハロン80秒0─11秒4。騎乗した横山武騎手は「事前に、陣営と念入りに打ち合わせをして乗りました。ひと癖、ふた癖ありますがいい馬ですね」と能力を評価する。
11月24日東京の新馬戦(芝1800メートル)を勝った
ジュタ(矢作、牡)は、同80秒3─11秒0を計時。3頭併せで最先着した。久保助手は「目いっぱいにやりました。いい状態をキープしていると思います」と納得の表情を浮かべた。
東京スポーツ杯2歳S5着
デルアヴァー(松永幹、牡)は、同81秒6─11秒7。一杯に追われて4馬身先着した。三浦騎手は「前走も1週前追い切りに乗せてもらいましたが、きょう(18日)は前走以上に動けていました。使うごとに良くなっています」と好気配を伝える。
僚馬で黄菊賞2着
ヤマニンブークリエ(牡)は、同84秒1─11秒1で半馬身先着。松永幹調教師は「雰囲気はいいのでこのメンバーでどれだけやれるか」と話した。