9月28日の中京9R・ヤマボウシ賞(2歳1勝クラス、ダ1400メートル、10頭立て)は、
団野大成騎手の2番人気
アメリカンビキニ(牝、栗東・
斉藤崇史厩舎)が好スタートからスピードの違いを見せて先手を奪うと、直線で後続を突き放し2歳レコードで飾った未勝利戦に続く連勝。タイム1分23秒6(良)は、4年前のこのレース(2020年9月26日)で
デュアリストがマークしたレコード(稍重)と同タイム。
2番手でレースを進めた
スカイブルー(6番人気)が2馬身半差の2着。1番人気の
クレーキングは後方2番手から追い上げたものの、さらにアタマ差の3着に敗れた。
アメリカンビキニは父American Pharoah、母パリスビキニ、母の父Bernardiniという血統。戦績は3戦2勝。
◆
団野大成騎手(1着
アメリカンビキニ)「すごくいいスピードがあります。枠(①番)が決まって、この競馬をしようと思っていました。まだ馬体的にも気性的にも幼さを残しますが、ポテンシャルが高いですし、それを発揮してくれました。次はどの条件を使うかはわかりませんが、成長とともに馬も良くなってくれば」
◆
斉藤崇史調教師(同)「前回もスタートは速かったですが、内枠だったのでこういう競馬になるかなとは事前に話していました。スタートもよく、スムーズに運べましたね。距離や直線の坂などいろいろな課題を克服してくれました。まだまだ馬は良くなりそうですし、先々まで楽しみです」