勝算ありの関東遠征を狙い撃つ。西の常勝軍団が送り込む◎
ヒュッゲで2週連続的中だ。
栗東の名門・友道厩舎は昨年の2歳戦において、【12・8・5・15】連対率5割と驚異的な成績をマーク。ラインアップの充実ぶりは
アドマイヤマーズ(
香港マイルなどGI3勝)、
ワールドプレミア(
菊花賞)を擁した昨年の3歳世代と比較しても見劣りしない。精鋭ぞろいのなかから、指揮官が舞台適性を見込んで
京成杯へ差し向けてきたのがこの馬だ。
「小回りでコーナー4つのコースが合っているからね。いかにも
皐月賞向きのタイプだと思う。ここでいい競馬をするようなら本番も楽しみ」
後方から進んだ初戦こそ6着に終わったが、そのあとは逃げて連勝。特に前走・エリカ賞は“レースレコード”の2分0秒6(良)で走破した。エリカ賞といえば、歴代の勝ち馬から
キングカメハメハなど7頭のGIホースが誕生している出世レース。そこでの快記録Vは高い資質の証明に他ならない。前5年で4コーナー3番手以内につけた馬が3勝しているだけに、先行力は大きな武器になるはずだ。
15日の坂路は余裕残しで古馬に2馬身先着。「動きに余裕があったし、体調は良さそう」と和田騎手は好感触を伝える。前走でハナを切った馬が他に2頭いるだけに兼ね合いが気になるところだが、「自分のペースで行ければハナにはこだわらない。中山も合うと思う」と大きく構えている。馬名の意味はデンマーク語で「居心地のよい雰囲気」。ちょうど3カ月後の第1冠を見据えて、中山芝2000メートルを自分の“庭”にする。
“究極の3連単”は
ヒュッゲを1着に固定。注目の
スカイグルーヴはキャリアの浅さと牝馬苦戦のレース傾向から▲にとどめる。2、3着には同じくハイレベルなエリカ賞組の〇
ディアスティマを置いた計10点で勝負だ!(夕刊フジ)
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