25日の京都6R3歳新馬(芝1800メートル)は、
池添謙一騎手騎乗の2番人気
クルミナル(牝、栗東・
須貝尚介厩舎)が中団追走から差し切り勝ち。タイムは1分54秒5(良)。
押し出されるように
タイキフロンティアがハナに立ち、2番手に
ヴァミューズが追走。
タガノカムイ、
プリモレガーロなどが好位につけて、人気の
サトノメダリストは中団のインからレースを進めた。道中は超スローペースで各馬は折り合いに専念。直線は完全に決め手勝負の展開となった。そんな流れを見事に差し切ったのが
クルミナル。中団追走から外に持ち出すと、確かな脚どりで先行馬をあっさりと抜き去り、着差以上の強さで快勝した。1馬身1/4差の2着は5番人気の
タガノカムイ。3/4馬身差の3着は3番人気の
マイネルネーベルだった。
クルミナルは、父
ディープインパクト、母クルソラ、母の父Candy Stripesという血統。母は
アルゼンチンのGIを2勝している。
池添騎手は「ペースが遅かったのですが、我慢が利いていたし、最後の瞬発力は抜群でした。あとは幼い面が抜けてくれば次のステップに進めると思います」と会心のVにもさらなる成長を期待する口ぶりだった。
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