25日の中山4R3歳新馬(ダート1200メートル)は、
柴田善臣騎手騎乗の7番人気
ニットウスバル(牡、美浦・
高橋文雅厩舎)が後方追走から直線で鮮やかに追い込みを決めて快勝した。タイムは1分13秒1(重)。
二の脚を生かして
ノバラが先頭に立ち、好スタートを切った
サンライズシーズンは2番手。さらに
キリョウヨシも外から3番手につける。人気の
パラダイスガーデンは好位のインからレースを進めた。直線入り口で
サンライズシーズンが前をかわすが、さらにその後ろから
キリョウヨシ、プリミエプリが抜け出して叩き合い。2頭の争いかと思われたが、大外から1頭だけ全く違う脚いろで突っ込んできた
ニットウスバルが楽々と突き抜け、さらに差を広げて完勝した。4馬身差の2着が8番人気の
キリョウヨシ。さらに1馬身の3着に9番人気の
プルミエプリが入っている。
ニットウスバルは、父フォーティナイナーズサン、母エイシンサーメット、母の父エイシンサンディという血統。
柴田善騎手は「ゲートを出てから(馬が)少し遊んでいたが、最後はしっかりと伸びていたし、エンジンがいいね。血統も(ダート向きの)血統だしね」と会心の追い込み勝ちに表情を緩めていた。
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