19日の京都9Rもみじステークス(2歳オープン、芝1400メートル)は、
勝浦正樹騎手騎乗の2番人気
アルマワイオリ(牡、栗東・
西浦勝一厩舎)が直線で鮮やかに差し切り、オープン初勝利をマークした。タイムは1分21秒6(良)。
好スタートを切った
シゲルチャグチャグが先手を取り、その後ろは横に4頭が並ぶ形となったが、
リッパーザウィンが2番手をキープ。1番人気の
ブリクストが3番手につけ、
メイショウオヤシオ、
ドルメロと続いた。直線に向くと
シゲルチャグチャグが再びリードを広げ、これを追走した馬たちはなかなか伸び切れない。逆に、後方に待機していた
アルマワイオリが鋭い伸び脚を発揮。あっという間に差し切り、1馬身1/2差でオープン初勝利を飾った。
シゲルチャグチャグが粘りを見せたが、道中で離れた最後方にいた5番人気
ワキノヒビキがゴール前で追い込み2着。ハナ差3着が8番人気の
シゲルチャグチャグだった。
アルマワイオリは、父
マツリダゴッホ、母イナズマローレル、母の父
ピルサドスキーという血統。通算成績は3戦2勝となった。
新馬戦(
ブルドッグボス)に続いて、西浦厩舎の管理馬でこの日2勝目をマークした勝浦騎手は「位置取りにこだわらず、ラストはどんな脚を使ってくれるのか…という競馬をしました。思い通りに運べていたし、ラストも切れる脚を使ってくれました。次につながるレースができたし、完成しきっていないので、まだまだこれから良くなる余地は十分にあります」とさらなる成長を見込んでいた。
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