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★1位
ロードカナロア、2位
キズナ、3位
エピファネイア リーディング上位種牡馬の産駒が出走予定
4月2日現在のJRA種牡馬成績を見ると、1位の
ロードカナロア、2位の
キズナの獲得賞金が10億円を超えており、獲得賞金6億円台の3位
エピファネイア、4位
ドゥラメンテが2頭を追っている。1位の
ロードカナロア産駒は
桜花賞にチューリップ賞3着の
ハワイアンティアレ(栗東・
松永幹夫厩舎)、2位の
キズナ産駒は
クイーンCを制した
クイーンズウォーク(栗東・
中内田充正厩舎)、エルフィンSを制した
ライトバック(栗東・
茶木太樹厩舎)が出走を予定している。また、3位の
エピファネイア産駒は
阪神JF2着の
ステレンボッシュ(美浦・
国枝栄厩舎)、
フェアリーSを制した
イフェイオン(栗東・
杉山佳明厩舎)が出走する予定だが、クラシック初戦を制すのはどの種牡馬の産駒だろうか。(※
キズナ産駒は
タガノエルピーダ(栗東・
斉藤崇史厩舎)、
エピファネイア産駒は
オオナミコナミ(栗東・
牧浦充徳厩舎)も
桜花賞に登録している)。なお、
キズナ産駒にはクラシック初制覇がかかる。
★新種牡馬産駒が過去10年で3勝 今年は2頭の
スワーヴリチャード産駒などが出走予定
過去10年の
桜花賞では、2016年
ジュエラー(父
ヴィクトワールピサ)、2018年
アーモンドアイ(父
ロードカナロア)、2020年
デアリングタクト(父
エピファネイア)と新種牡馬の産駒が3勝を挙げている。4月2日現在、
桜花賞に出走可能となっている馬のうち、新種牡馬の産駒は
スワーヴリチャード産駒の
コラソンビート(美浦・
加藤士津八厩企)、
スウィープフィート(栗東・
庄野靖志厩舎)、ブリックスアンドモルタル産駒のセシリエプラージュ(栗東・
中村直也厩舎)、カリフォルニアクローム産駒の
ワイドラトゥール(栗東・
藤原英昭厩舎)の4頭だが、今年の新種牡馬産駒は
桜花賞を制すことができるだろうか。
セシリエプラージュは今年の
桜花賞登録馬では最も小柄で、前走の
フィリーズレビューは馬体重410キロで3着に入っている。
フィリーズレビュー3着馬が
桜花賞を勝てば、2008年
レジネッタ以来16年ぶり4頭目となるが、
セシリエプラージュはトライアルに続いて本番の
桜花賞でも好走することができるだろうか。なお、成績公報に初めて
桜花賞の馬体重が掲載された1971年以降、最も馬体重が軽かった優勝馬は1972年アチーブスターの412キロだ。
★GI完全制覇を遂げたサンデーレーシング
桜花賞には所有馬4頭が出走予定
3月24日に実施された
高松宮記念でJRA・GI24レースと障害のJ・GI2レースの完全制覇を遂げた(有)サンデーレーシングの所有馬は、今年の
桜花賞に
阪神JF勝ち馬の
アスコリピチェーノ(美浦・
黒岩陽一厩舎)、
クイーンC勝ち馬の
クイーンズウォーク(栗東・
中内田充正厩舎)、
アルテミスS勝ち馬の
チェルヴィニア(美浦・
木村哲也厩舎)、アネモネS2着の
テウメッサ(美浦・
金成貴史厩舎)と4頭の所有馬を登録している。(有)サンデーレーシングは、(有)社台レースホースと並ぶ歴代最多タイの
桜花賞4勝を挙げているが、単独トップの5勝目を挙げることができるだろうか。なお、(有)社台レースホースの所有馬は今年の
桜花賞に
フェアリーS勝ち馬の
イフェイオン(栗東・
杉山佳明厩舎)が出走する予定。
★収得賞金1000万円の3頭は抽選対象 クラシックの檜舞台に立つのはどの馬?
今年の
桜花賞には27頭が登録しているが、4月2日現在、優先出走権獲得馬と収得賞金上位の16頭が出走可能となっている。残る2頭の出走馬は収得賞金1000万円の
シカゴスティング(栗東・
庄野靖志厩舎)、
ショウナンマヌエラ(栗東・
高野友和厩舎)、ボンドガール(美浦・
手塚貴久厩舎)の3頭による抽選で決定しているが、クラシックの檜舞台に立つのはどの馬だろうか。このうち、ボンドガールは昨年6月4日の新馬戦を勝ち上がり、続く
サウジアラビアRCで2着に入っており通算2戦1勝という成績だ。キャリア2戦で
桜花賞を勝てば、
桜花賞の最少キャリア優勝記録に並ぶが、ボンドガールは抽選を突破して勝利を挙げることができるだろうか。同馬には
鮫島克駿騎手が騎乗する予定だ。
ボンドガールが勝った新馬戦の出走馬は、その後の活躍が目立っている。同レース2着の
チェルヴィニア(美浦・
木村哲也厩舎)は
アルテミスS、3着の
コラソンビート(美浦・
加藤士津八厩舎)は
京王杯2歳S、6着の
キャットファイト(美浦・
上原博之厩舎)はアネモネSを勝ち、4着の
マスクオールウィン(美浦・
牧光二厩舎)も
フェアリーSで2着と好走しており、
ボンドガールが抽選を突破すれば同じ新馬戦でデビューした5頭が
桜花賞に出走することになる。
★
フェブラリーSを制した藤岡佑介騎手 チューリップ賞2着の
セキトバイーストに騎乗予定
藤岡佑介騎手は、今年2月の
フェブラリーSをぺプチドナイルとのコンビで制し、2018年の
NHKマイルC(
ケイアイノーテック)以来約6年ぶり2回目のJRA・GI制覇を遂げた。藤岡騎手は
桜花賞では、チューリップ賞で逃げて2着に入った
セキトバイースト(栗東・
四位洋文厩舎)に騎乗予定だが、クラシック初勝利を挙げることができるだろうか。
また、
セキトバイーストを管理する
四位洋文調教師にはGI初制覇がかかる。四位調教師は騎手時代、
桜花賞に20回騎乗して2着は4回あったが、勝利を挙げることはできなかった。四位調教師は今回初めて管理馬を
桜花賞に出走させるが、騎手時代に制することができなかった
桜花賞のタイトルを掴めるだろうか。
★
松永幹夫調教師は
ハワイアンティアレを登録 騎手&調教師双方での
桜花賞制覇なるか
チューリップ賞3着の
ハワイアンティアレを登録している
松永幹夫調教師は、1997年
キョウエイマーチ、2000年
チアズグレイスで騎手として
桜花賞2勝を挙げており、騎手&調教師双方での同レース制覇がかかる。
ハワイアンティアレは昨年11月5日の新馬戦は7着に敗れたが、2戦目の未勝利戦で勝ち上がり、続く
チューリップ賞で3着に入って
桜花賞の優先出走権を獲得している。過去10年の
桜花賞では2015年
レッツゴードンキ、2016年
ジュエラー、2022年
スターズオンアースと1勝馬が3勝を挙げているが、
ハワイアンティアレは2勝目を
桜花賞で挙げることができるだろうか。同馬には
池添謙一騎手が騎乗する予定だ。