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2月11日の東京11Rで行われた第58回
共同通信杯(3歳オープン、GⅢ、芝1800メートル、10頭立て、1着賞金=4100万円)は、
戸崎圭太騎手の4番人気
ジャスティンミラノ(牡、栗東・
友道康夫厩舎)がデビューから無傷2連勝。上位人気馬が折り合いを欠く中、スッと2番手の位置につけリズム良く追走すると、直線で鋭く抜け出し快勝。無敗の2歳王者を寄せ付けず、一躍クラシックの有力候補に躍り出た。また、同馬を管理する
友道康夫調教師は14年連続JRA重賞制覇となった。タイムは1分48秒0(良)。
1馬身半差の2着には
ジャンタルマンタル(1番人気)、さらに1馬身遅れた3着に逃げた
パワーホール(9番人気)が入った。
共同通信杯を勝った
ジャスティンミラノは、父
キズナ、母マーゴットディド、母の父Exceed And Excelという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は三木正浩氏。通算成績は2戦2勝。重賞は初勝利。
友道康夫調教師は
共同通信杯初勝利、
戸崎圭太騎手は2019年
ダノンキングリーに次いで2勝目。
◆
戸崎圭太騎手(1着
ジャスティンミラノ)「攻め馬も乗っていなかったのでテン乗り(初騎乗)だったのですが、映像を見ていい馬だなというのは感じていました。強い勝ち方ができたんじゃないかなと思います。スタートがいまいち決まらなかったんですけど、ペースも遅くなりそうだったので、主張というか位置を取りに行きました。十分に手応えもありましたし、追ってからも味がある馬で強かったと思います。乗りやすかったので距離が延びても問題ないと思います。新馬を勝っただけでキャリアも浅いですけど、そのなかで重賞も勝てましたし、強い内容だったので先々が本当に楽しみです。これから活躍してくれる馬だと思います」