
2月4日の東京9R・春菜賞(3歳1勝クラス、牝馬限定、芝1400メートル)は、1番人気で
横山和生騎手とコンビを組んだ
トーセンローリエ(美浦・
小笠倫弘厩舎)が直線で抜け出して快勝。連勝でオープン入りを決めた。タイムは1分20秒9(良)。
1馬身1/2差の2着は外から伸びた
アンタノバラード(2番人気)。さらに1馬身1/2差の3着には逃げ粘ったトレブランシュ(4番人気)が入った。
トレブランシュが外から先手を取って、後続を離した逃げを打つ。
シェーンプリマー、
エントラップメントが追走して、その後ろにトーセンローリエ、
ロッソランパンテと続き、
アンタノバラードは中団の外からレースを進めた。
トレブランシュはリズム良く逃げたが、直線半ばからは人気2頭が末脚を繰り出して追撃。最後は人気のトーセンローリエが力強い決め手を発揮して快勝した。昨年11月の未勝利戦に続く連勝でオープン入りを決めて、今後が期待される。
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横山和生騎手(1着 トーセンローリエ)「初戦、2戦目と結構きつい競馬をしているのを見ていたので、競馬でいい気の強さがありました。返し馬のときなど、オンになるときにガッと上がるので、オンとオフの切り替えがもう少しなめらかにできるといいですね。競馬はこれくらいのペースになると上手に走っているので、悪くないと思います。距離ももう少しあってもこなせそうです」
トーセンローリエは、父
サトノクラウン、母トーセンナチュラル、母の父
メイショウサムソンという血統。通算成績は4戦2勝となった。