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日本ダービーの枠順が23日、確定した。
皐月賞に続く2冠制覇を目指す
ジャスティンミラノは❼枠⑮番、史上4頭目の牝馬Vが懸かる
レガレイラは❶枠②番に入った。
皐月賞馬
ジャスティンミラノは❼枠⑮番に決まった。過去90回の歴史の中で⑮番の優勝馬は1992年の
ミホノブルボンのみだが、逃げ切って無敗の2冠を達成している。大江助手は「どんな競馬でもできる馬なので大丈夫だと思いますし、スムーズなレースができるかなと思います。周りの様子を見ながら自分自身のレースができればいいですね」と話した。また、過去に友道厩舎で
日本ダービーを制した
マカヒキ(③番)、
ワグネリアン(⑰番)、
ドウデュース(⑬番)はすべて奇数馬番だったことを報道陣から触れられると、「いいことはすべて取り入れましょう」と前向きに笑った。
追い切り翌日のこの日は厩舎周りで運動。「食欲も旺盛ですし、本当にいい状態で来ています」と好気配を伝えた。
<美浦トレセン>
史上4頭目の牝馬戴冠を目指す
レガレイラは❶枠②番に決定。2014年に
ワンアンドオンリーが優勝している。「枠順に関しては決められたところで頑張ります。追ったあともトラブルなくこられています」と木村調教師。
無敗Vを狙う
スプリングSの覇者
シックスペンスは❻枠⑫番。「(馬主が)同じキャロット(ファーム)の
レイデオロ(17年1着)もそうなんだろ。俺も勝つと信じるしかない。(枠自体は)申し分ないよ」と国枝調教師は受け止めた。
皐月賞2着から逆転を狙う
コスモキュランダは❸枠⑥番。「❸枠ならいいんじゃないかなと思います。乗り方に関しては(M・デムーロ騎手に)好きなように乗ってもらいたい」とダービー初挑戦の加藤士調教師。
堀厩舎の2頭はプリンシパルSを勝った
ダノンエアズロックが❺枠⑨番で、
ゴンバデカーブースは同厩で15年Vの
ドゥラメンテと同じ❼枠⑭番。堀調教師は「枠順に関しては決まった枠順の中でより良い結果を出せるようにジョッキーと相談して考えることで、特に当日の馬場傾向など、枠順よりも重要な要素があるので、そうした状況を把握したうえでジョッキーとレースをイマジネーションしていきます」とコメントした。
<栗東トレセン>
サンライズアースは❶枠①番。18頭立てとなった1992年以降、最多の5勝を挙げる馬番だ。金折助手は「跳びが大きいし、内で脚をためるタイプじゃないからね。外がほしかった…」と天を仰いだ。
京都新聞杯を制した
ジューンテイクは❷枠③番からのスタート。武英調教師は「いい枠ですね。ちょうどいいと思います。ここならいいポジションが取れそう。ジョッキーにスタートに専念してもらって、うまく折り合いをつけて、運べれば」とトーンは高かった。
ダノンデサイルは❸枠⑤番に決定した。92年以降4勝を挙げており、昨年も
ソールオリエンスが2着に好走。安田調教師は「枠はどこでもよかったです。あとは無事にゲートインできれば」と語った。
ミスタージーティーは❹枠⑦番。92年以降で勝ち馬はいないものの、2着は最多の4回。荒木助手は「真ん中より内めの枠でいいと思います。具合は変わらずいいですし、追い切りの動きも良かったですからね」とうなずく。
皐月賞9着の
サンライズジパングは❺枠⑩番。生野助手は「偶数だし、いいところ。行くにしろ、行かないにしろ周りを見ながら競馬ができると思います」と納得の表情だった。
青葉賞勝ちの
シュガークンは❻枠⑪番。清水久調教師は「枠はどこでもよかったですよ。気にしていません。ゲートの悪い馬じゃないですから。追い切り後も変わらず、落ち着いていますね」と力を込める。
シンエンペラーは❼枠⑬番。一昨年は、
ドウデュースがこの馬番から栄冠を手にした。荒木助手は「そこまで極端な枠じゃないですからね。許容範囲です。あとはジョッキーが並びなどをみてどう判断するか。内の馬を見れるのはいいと思います」と坂井騎手に託す構え。
メイショウタバルは❽枠⑯番。石橋調教師は「折り合いは気にしていないので出たなりで行ってもらえれば。内だと出していかないといけないので、ジョッキー(浜中騎手)も、心理的に楽じゃないかな」と歓迎した。
ショウナンラプンタは❽枠⑰番。高野調教師は「追い切り後もいい状態です。与えられた枠でやるだけです。あとはジョッキーにお任せします」と語った。
エコロヴァルツは❽枠⑱番。高橋助手は「内枠で前に馬を置いて運びたかったんですが…。外枠で、ゲートも最後入りなので出すぎちゃうと折り合いが大変になりますね」と思案顔だった。