《美浦》
桜花賞馬
ステレンボッシュ(国枝)は、新コンビの
戸崎圭太騎手を背にWコースで3頭併せ。最後方スタートから直線で内に入ると、馬なりのままラスト1ハロン11秒1(5ハロン65秒8)と鋭く脚を伸ばし、中
テンペスト(1勝)、外
ノットファウンド(1勝)とそれぞれ併入でフィニッシュした。鞍上は「いい動きでした。どういう馬かというのと、操縦性などを確認しました。少し頭が高めの馬かな。重心としては全く問題ないですし、芯もしっかりしていて、跳びも軽いですね」と好感触だった。
サンスポ賞フローラS優勝の
アドマイヤベル(加藤征)は、Wコース6ハロン84秒0-11秒7を馬なりでマーク。「良くも悪くもまじめな馬なので、ハードワークを避ける内容。段階的にギアが上がったし、息も折り合いも良かった」と騎乗した
横山武史騎手は納得の口ぶりだった。
フラワーC1着
ミアネーロ(林)はWコース6ハロン85秒7-11秒1。直線で一杯に追われ、僚馬に1馬身先着した。「初めて左回りで乗ったけど左右差もなくて何も心配ない。稽古はもともと動くけど、きょうは落ち着いていたのが一番。距離が延びるのはむしろいい」と
津村明秀騎手は手応えを得ていた。
同2着
ホーエリート(田島)は、Wコースで5ハロン66秒8-11秒2。直線追われて1馬身先着した。「体に幅が出て、トモ(後肢)もしっかりしてきた。筋肉の状態がいいですね。雰囲気も良くて順調です」と
原優介騎手。