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【NHKマイルC 俺のチェックポイント】前走初黒星のノーブルロジャー パワーアップした切れ味に吉岡師は期待大

東西トレセンで取材する記者が、日替わりでGⅠ出走馬の気になる点を直撃する「俺のチェックポイント」。最終日は大阪サンスポの北池良輔記者が、2頭出しの吉岡厩舎の一角、ノーブルロジャーに注目した。中間は抜群の気配を漂わせており、好メンバーがそろった一戦で風穴をあけられるか探った。

レース史上初めて2歳王者と2歳女王が激突するが、NHKマイルCは過去10年で3連単10万円超えが7回と、一筋縄ではいかないレース。実力がありながら、人気の盲点になりそうなノーブルロジャーに注目したい。

「2歳のチャンピオンもいますからね。チャレンジですが、どこまで勝負できるか楽しみです」

あくまでも挑戦者だが、吉岡調教師の期待は大きい。

魅力を感じたのは中間の気配。4月27日に栗東坂路で4ハロン50秒8の自己ベストをマークして、1日の最終追い切りは4ハロン55秒1-13秒1とソフトな仕上げ。活気のある動きで体調はすこぶる良さそうだ。「メンタル面の成長で手加減なく調整できました。追い切り後も変わりなく来ています。前回以上のいい調整ができました」。トレーナーの口ぶりから自信が見て取れた。

デビュー2連勝でシンザン記念を制覇。先行、追い込みと戦法を問わない点は強みになるはず。前走の毎日杯は重馬場で初めての1800メートル戦。2着とはいえメイショウタバルに6馬身差をつけられた点が気になるが、「距離というよりは、馬場に適性がなかった」と敗因がはっきりしているだけに悲観することはないだろう。

東京芝1600メートルは、新馬戦でメンバー最速の上がり3ハロン33秒3で快勝した舞台。持ち味を余すことなく発揮できそうだ。「切れ味はパワーアップしていると思いますし、いい脚を使えると思う」と指揮官は力強かった。

連載初日に山口大輝先輩がディスペランツァを取り上げて、「末脚さえ発揮できれば、一発があっていい。そんな手応えを得た取材だった」と書いていたが、同じ吉岡厩舎のこちらも十分手応えがあった。金曜日の枠順発表も踏まえて、上位の印を打ちたいと思っている。(北池良輔)

2024年5月3日(金) 05:00
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