〈栗東トレセン〉
小倉2歳S勝ちで、
阪神JF5着
ナムラクレアが、実績でリードする。長谷川調教師は「帰厩してからもしっかり乗り込んで問題はないです。先週もしっかりやっていい仕上がり。ボリューム感と張りが出てきていますね。ここは負けられないという気持ちでいます」と語った。
アネゴハダの前走は、同舞台で1勝クラス勝ち。佐々木調教師は「(状態は)いいでしょう。前走は着差以上に強い勝ち方。根性があるね。ここは一番の力を出せる舞台だと思うし、このメンバーでも楽しみだね」と期待を寄せる。
<美浦トレセン>
ウィリンは半年ぶりだった前走の紅梅Sで3着。逃げて7馬身差で圧勝したデビュー戦とは違い、好位を進んで直線でも狭いインから脚を伸ばした。長峯助手は「馬混みを気にすることなく番手でも競馬ができたし、レースに注文がつかないですね。中京への輸送もクリアしてくれたので、阪神でも大丈夫だと思います。1400メートルも競馬がしやすいですし、(能力的に)重賞でもやれると感じています」と手応えを明かす。
キミワクイーンは
阪神JFで10着に敗れたが、直線で馬場の荒れた内を通ったことを考えれば悪くない内容だった。大瀧厩務員は「前回は初めての阪神だったこともあるし、力負けではないと思う。体高が伸びてレースでは10キロ増くらいかな。先週の動きは抜群だったし、距離も1600メートルより1400メートルの方がいいので」と2戦2勝の距離で反撃の構えだ。