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【フローラS】レース展望

 関東主場の舞台は中山から東京に移り、日曜メインにサンケイスポーツ賞フローラS(25日、GII、芝2000メートル)が行われる。1、2着馬にオークス(5月23日、東京、GI、芝2400メートル)の優先出走権が与えられるトライアルで、過去10年の優勝馬からはオークス馬こそ出ていないが、2016年チェッキーノ、17年モズカッチャン、昨年のウインマリリンと3頭が本番で2着に入っている。今年も必見の一戦だ。

 開幕週で絶好の芝コンディションが見込まれるだけに2戦2勝で切れ味に富むディープインパクト産駒オヌール(栗東・友道康夫厩舎)が特に注目される。仏1000ギニー、仏オークスと牝馬2冠を制したアヴニールセルタンを母に持つ超良血。2戦はともに阪神で新馬戦が上がり3ハロン33秒4、続くアルメリア賞が同32秒7の瞬発力を発揮。全姉デゼルが昨年、キャリア2戦目でスイートピーSを制しているように、東京の長い直線は真価を発揮できる舞台設定だ。前走時が412キロと線が細いだけに、初の長距離輸送の克服が課題となるが、クリアすればオークスの有力候補へ浮上する可能性がある。



オヌールの競走成績(競馬予想ツール「Deep」より)



 ユーバーレーベン(美浦・手塚貴久厩舎)は昨年の阪神ジュベナイルフィリーズで勝ったソダシから0秒1差3着と差のない走りを披露。前走のフラワーCでは0秒2差3着と1番人気に応えられなかったが、持ち味の息の長い末脚は東京でより威力を発揮しそうで、距離延長も歓迎材料だ。

 ウインアグライア(美浦・和田雄二厩舎)は重馬場で行われた牡馬相手のリステッド・若駒Sを先行して押し切り3勝目をマーク。馬場状態は不問のうえ、自分でレースをつくれる点はアドバンテージになる。3カ月の休み明けだが、予定通りのローテーションだけに順調に仕上がりつつある。

 パープルレディー(美浦・奥村武厩舎)も牡馬を相手に前走、芝2400メートルのゆりかもめ賞でメンバー最速の上がり3ハロン34秒2をマークして差し切った。その後は在厩でこのレースを目標に調整。豊富なスタミナを武器に、オークスの出走権獲得を目指す。

 同厩のクールキャットは前走のフラワーCを後方から5着まで押し上げた。末脚勝負になれば、台頭の余地は十分ある。

 オメガロマンス(美浦・斎藤誠厩舎)は2014年のオークスヌーヴォレコルトの全妹。前走のミモザ賞では重馬場に苦しみ6着に敗れたが、中山芝1600メートルの新馬戦をラスト3ハロン33秒5の末脚で差し切った切れ味は、開幕週の馬場で魅力十分だ。

 メイサウザンアワー(美浦・尾関知人厩舎)は昨年11月の前走、赤松賞でアカイトリノムスメ桜花賞4着)から0秒2差2着。地力は見劣らないだけに、仕上がりが鍵となる。ジェニーアムレット(美浦・加藤征弘厩舎)は東京芝2400メートルの未勝利戦を4馬身差で圧勝。スケールはここでも引けを取らない。



サンスポ賞フローラSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2021年4月19日(月) 15:57
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