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【漆山“教授”のGI因数分解】皐月賞

 東大卒の漆山貴禎記者がGI的中への算式をはじき出す「漆山教授のGI因数分解」。桜花賞に続くクラシック連勝を狙う知性派は、過去10年のレース傾向、コース特性から注目馬3頭をピックアップした。

 桜花賞ソダシ阪神JF以来、中118日の史上最長間隔でV。実は2~6着馬もトライアルに出走していなかった。令和を迎えて競馬の図式は確実に変わっている。

 (1)4頭がV

 当然ながら、皐月賞も“非トライアル組”に注目だ。過去10年で好結果を残しているのが前走・共同通信杯からの直行組。計16頭が出走しているが、共同通信杯までの連対率が100%だった馬に限定すれば【4・0・1・2】の好成績だ。

 (2)西の名門

 中山芝2000メートルに強いのが栗東・池江厩舎だ。2011年以降のオープン戦でトップの【7・5・2・17】、連対率38・7%をマークし、回収率も単勝198%、複勝106%と優秀。今回の皐月賞には11年連続での参戦になる。

 (3)道悪で浮上

 今春は週末に天気が崩れるケースが多く、今週末の中山は土日とも雨予報。そこで、11年以降の中山芝2000メートル重~不良時の種牡馬成績を調べた。特注はハーツクライ産駒。連対率30・8%は良~稍重時の同20・1%を大きく上回っており、道悪はプラスと判断する。

 《注目馬》

 共同通信杯優勝から直行のエフフォーリアは3戦3勝と土つかず。前走の2、3着馬が次走で重賞Vとレベルも折り紙付きだ。

 池江厩舎が送るディープモンスターは戸崎騎手との新コンビ。鞍上は前記集計の“道悪中山芝二千”で【2・2・1・3】と頼りになる。

 ハーツ産駒ではヴィクティファルス。実際に重馬場のスプリングSを制しており、1ハロン延長でさらにパフォーマンスを上げそうだ。 (漆山貴禎)



皐月賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2021年4月13日(火) 04:59
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