3月6日の阪神11Rで行われた第28回
チューリップ賞(GII、3歳オープン、芝・外1600メートル、牝馬、桜花賞トライアル=上位3頭に優先出走権、12頭立て、1着賞金=5200万円)は、
武豊騎手騎乗の1番人気
メイケイエール(栗東・
武英智厩舎)と
川田将雅騎手騎乗の3番人気
エリザベスタワー(栗東・
高野友和厩舎)の1着同着決着。
メイケイエールは重賞3勝目、
エリザベスタワーは重賞初制覇を飾った。また、
武豊騎手はデビューした1987年から35年連続JRA重賞制覇を達成、歴代最長記録を更新した。タイムは1分33秒8(稍重)。
メイケイエールがスタート直後からかかり気味で追走、3~4コーナーでは位置を押し上げてハナを選択。直線では強靭な粘り腰を見せるが、
エリザベスタワーが追い上げて鼻面を並べたところがゴールだった。クビ差遅れた3着には
ストゥーティ(4番人気)が続いた。
チューリップ賞を勝った
メイケイエールは、父
ミッキーアイル、母シロインジャー、母の父ハービンジャーという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は名古屋競馬(株)。通算成績は5戦4勝。重賞は2020年
小倉2歳S(GIII)、20年
ファンタジーS(GIII)に次いで3勝目。
チューリップ賞は管理する
武英智調教師は初勝利、騎乗した
武豊騎手は06年
アドマイヤキッス、16年クロフネサプライズに次いで3勝目。
エリザベスタワーは、父Kingman、母Turfdonna、母の父Doyenという血統。英国・Shadai Farmの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は3戦2勝。重賞は初勝利。
チューリップ賞は管理する
高野友和調教師は初勝利、騎乗した
川田将雅騎手は14年
ハープスター、19年
ダノンファンタジーに次いで3勝目。
※川田騎手のコメント内に、誤って武騎手のコメントを挿入してしまいました。記事を一部削除しました。関係者の皆さまにご迷惑をおかけしましたことをお詫びします。
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