【東京】5R新馬戦(ダ1400メートル)は、12番人気の伏兵
ラインカリーナ(美・武藤、牝、父パイロ)が2番手から抜け出し、2着に6馬身差をつけて快勝した。タイムは1分25秒3(重)。「見ての通りの強い競馬でした。2着馬をマークしていたけど、途中からは僕の方が手応えが良かった。距離は延びても平気そうだし、コトコトしていないから、芝も悪くないかもしれません」と手綱を取った嘉藤騎手は走りを絶賛していた。
1R未勝利(芝1400メートル)=
サワサワ(美・
栗田徹、牝、父
ジョーカプチーノ)
◆三浦騎手 「気性が前向きすぎる面がある。それでも何とか我慢は利いた。強い競馬でしたが、まだ課題もある」
【阪神】5R新馬戦(ダ1200メートル)は、2番人気
チュウワフライヤー(栗・大久保、牝、父ヘニーヒューズ)が好位からしぶとく伸び、2着にクビ差をつけて勝利を飾った。タイム1分13秒8(良)。「3、4コーナーで少し外に逃げながらも、直線は真面目に走ってくれました。差されそうになりましたが、よく差し返してくれました」と川田騎手。今後は放牧に出る予定。
1R未勝利(芝・内1400メートル)=
リゲイン(栗・宮本、牝、父
ショウナンカンプ)
◆和田騎手 「イレ込みがきつく、初戦(3着)ほどゲートを出ていきませんでした。でも、道中は前回よりも集中して走れていました」
【函館】5R新馬戦(芝1000メートル)は、5番人気
ウインスピリタス(栗・杉山、牡、父
タニノギムレット)が好発から先頭に立ち、直線で後続との差を広げて2着に2馬身半差をつけて逃げ切った。勝ちタイム57秒4(良)は、1979年に
ハギノトップレディが新馬戦でマークした2歳コースレコードに0秒2差の好時計だった。「ゲートが速く、道中の手応えも良かった。なかなか速い時計で勝てたし、とてもいい内容だったと思います」と菱田騎手。次走は
函館2歳S(7月22日、函館、GIII、芝1200メートル)の予定。