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伊吹雅也のPOG分析室 (2016) ~第6回各ワールド上位者まとめ&注目馬ランキング上位馬の近況
8月28日に新潟2歳ステークス(2歳GⅢ・新潟芝1600m外)、9月3日に札幌2歳ステークス(2歳GⅢ・札幌芝1800m)、9月4日に小倉2歳ステークス(2歳GⅢ・小倉芝1200m)と3開催日連続で2歳重賞が施行され、「ウマニティPOG 2016」の獲得賞金ランキングにも動きが出てきました。夏季競馬が終了したキリの良いタイミングですし、ここで各ワールドの戦況をまとめておきましょう。
1頭あたりの仮想オーナー数が1枠しかないスペシャルワールドは、7月24日の函館2歳ステークス(2歳GⅢ・函館芝1200m)を勝ったレヴァンテライオンを指名しているmizumizuさんがトップ。2位はヴゼットジョリーを指名しているたけぼう54さん、3位はレーヌミノルを指名しているサウスさん、4位はトラストを指名しているddb1c93afaさんと、重賞ウイナーを落札した4人がそのまま上位グループを形成しています。もっとも、複数の指名馬が重賞を勝ったプレイヤーはまだいないということでもあり、混線模様と言って良さそう。次週以降も目まぐるしく順位が入れ替わりそうです。
1頭あたりの仮想オーナー枠が最大11頭のGIワールドは、ソールさんが9660万円で1位、DSさんが9584万円で2位。それぞれ重賞ウイナーの4頭こそ指名していませんが、函館2歳ステークス2着のモンドキャンノをデビュー前に落札していました。スペシャルワールドと同じく、こちらも次週以降の結果次第で大きくランキングが動くかもしれません。
1頭あたりの仮想オーナー枠が最大16頭のGIIワールドでトップに立っているのは、俺の名を言ってみろぉさん。すべての指名馬をデビュー前に落札していますが、レーヌミノルをはじめ既に7頭が勝ち上がっています。これらの馬が順調に獲得ポイントを伸ばしてくるようだと、しばらくは首位争いをリードしていけそうですね。
1頭あたりの仮想オーナー枠が最大26頭のGIIIワールドは、キタノかちどきさん(1億1558万円)、サードインパクトさん(1億1430万円)と、1億円以上のポイントを獲得したプレイヤーが2名いらっしゃいました。キタノかちどきさんは8月6日のダリア賞(2歳オープン・新潟芝1400m内)を勝ったリンクスゼロ、9月4日のすずらん賞(2歳オープン・札幌芝1200m)を制したリエノテソーロらをデビュー前に獲得。サードインパクトさんもヴゼットジョリー、リエノテソーロに加えて7月23日の中京2歳ステークス(2歳オープン・中京芝1400m)を勝ったディーパワンサらを揃えており、それぞれここまでの戦績はお見事というほかありません。これからデビューする予定の良血馬もラインナップにいますから、今後もお二方を中心とした争いになるでしょう。
1頭あたりの仮想オーナー枠が最大36頭のオープンワールドはシンガリルドルフさんがトップ。前出のリンクスゼロやモンドキャンノ、そして九州産馬で既に本賞金が3520万円に達しているカシノマストらを指名されていました。
もっとも、シーズン全体から見ると「ウマニティPOG 2016」はまだまだ序盤戦。入札や仮想オーナー募集枠の開放は今後も続いていきますから、これから参加するプレイヤーにも上位進出の目は残っています。
実際、執筆時点(2016年09月05日17:00現在。以下同)の「注目POG馬ランキング」上位40頭を見ても、既にデビューを果たしているのは下記の8頭だけです(末尾は「注目POG馬ランキング」における順位)。
●ヴァナヘイム(牡/父キングカメハメハ×母グルヴェイグ) ※3位
●フローレスマジック(牝/父ディープインパクト×母マジックストーム) ※4位
●ソウルスターリング(牝/父Frankel×母スタセリタ) ※15位
●トリコロールブルー(牡/父ステイゴールド×母ペンカナプリンセス) ※20位
●ダンビュライト(牡/父ルーラーシップ×母タンザナイト) ※26位
●ワンフォーオール(牡/父ディープインパクト×母ラヴェリータ) ※35位
●モンドキャンノ(牡/父キンシャサノキセキ×母レイズアンドコール) ※36位
●インヴィクタ(牡/父ハービンジャー×母ラスティングソング) ※38位
なお、上記の8頭を除いた32頭のうち下記の10頭は、JRA-VANを確認したところ執筆時点で在厩中となっていました。
●サトノアーサー(牡/父ディープインパクト×母キングスローズ) ※6位
●モクレレ(牡/父ディープインパクト×母アパパネ) ※9位
●ムーヴザワールド(牡/父ディープインパクト×母リッスン) ※13位
●ミスエルテ(牝/父Frankel×母ミスエーニョ) ※17位
●ザウォルドルフ(牡/父ディープインパクト×母ウィーミスフランキー) ※19位
●クリアザトラック(牡/父ディープインパクト×母クロウキャニオン) ※24位
●アドミラブル(牡/父ディープインパクト×母スカーレット) ※30位
●リナーテ(牝/父ステイゴールド×母マルペンサ) ※32位
●ジュンテオドーラ(牝/父ディープインパクト×母アートプリンセス) ※33位
●エアウィンザー(牡/父キングカメハメハ×母エアメサイア) ※39位
今後の調整過程にもよりますが、近日中にデビューする可能性は比較的高いと見ていいんじゃないでしょうか。
執筆時点で未出走、かつ入厩していない馬は下記の22頭ということになります。
●トゥザクラウン(牡/父キングカメハメハ×母トゥザヴィクトリー) ※1位
●アルアイン(牡/父ディープインパクト×母ドバイマジェスティ) ※2位
●コロナシオン(牝/父キングカメハメハ×母ブエナビスタ) ※5位
●ラボーナ(牡/父ルーラーシップ×母ハッピーパス) ※7位
●ダブルバインド(牡/父ディープインパクト×母ラッシュラッシーズ) ※8位
●ヘリファルテ(牡/父ディープインパクト×母シユーマ) ※10位
●グローブシアター(牡/父キングカメハメハ×母シーザリオ) ※11位
●ベルダム(牝/父ディープインパクト×母ドナブリーニ) ※12位
●サトノヴィクトリー(牡/父ディープインパクト×母ジョコンダ2) ※14位
●ミリッサ(牝/父ダイワメジャー×母シンハリーズ) ※16位
●カデナダムール(牝/父ディープインパクト×母ラヴズオンリーミー) ※18位
●オーロラエンブレム(牝/父ディープインパクト×母ブラックエンブレム) ※21位
●ヴィニー(牝/父ディープインパクト×母コケレール) ※22位
●オルファン(牝/父ステイゴールド×母オリエンタルアート) ※23位
●ハリーレガシー(牡/父ヴィクトワールピサ×母バルドウィナ) ※25位
●ヒシマサル(牡/父ルーラーシップ×母シェリール) ※27位
●アドマイヤエスパー(牡/父ディープインパクト×母アゼリ) ※28位
●ダノンディスタンス(牡/父ルーラーシップ×母アゲヒバリ) ※29位
●レッドオルガ(牝/父ディープインパクト×母エリモピクシー) ※31位
●バリングラ(牡/父Fastnet Rock×母Sweet Dreams Baby) ※34位
●ディヴァインハイツ(牝/父ハーツクライ×母ドバウィハイツ) ※37位
●アスティル(牝/父ステイゴールド×母ヒストリックスター) ※40位
どの馬も現2歳世代を代表する良血馬ですし、デビューが近付いたら多少なりとも話題を集めそう。指名を考えているのであれば、仮想オーナー募集枠の開放に合わせ、早めに入札しておきましょう。
※次回のコラムは10/4(火)頃の予定になります。
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)
埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『コース別 本当に儲かる血統大全』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全』(ガイドワークス)、『一口馬主の愉しみ(競馬道OnLine新書)』(スタンダードマガジン)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、ウマニティPOG2014では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。