19日の東京5R2歳新馬(芝1600メートル)は、
三浦皇成騎手騎乗の1番人気
グレイトフルデッド(牝、美浦・
鹿戸雄一厩舎)が直線で抜け出し、接戦を制した。タイムは1分37秒5(良)。
アキトクレッセントが先手を取り、
カネータ、
オーバーウェルムが2番手で併走。その後ろに
エクラ、マコトキンスバーグがつけて、人気の
グレイトフルデッドもその外を追走する。淡々とした流れになり、直線に向いても
アキトクレッセントが粘りを見せるが、好位からジリジリと脚を伸ばした
グレイトフルデッドがかわして先頭に立つ。2番手以下は横に広がって差し脚比べとなったが、後方追走から最内を強襲した
ケイツーノートと外から伸びた
ナンヨーピューピルとの争い。これらを尻目に、
グレイトフルデッドはしぶとく伸びて押し切り、初陣を飾った。1/2馬身差の2着は9番人気の
ケイツーノート。さらにアタマ差の3着には6番人気の
ナンヨーピューピルが入っている。
グレイトフルデッドは、父
ハーツクライ、母ヴィアンローズ、母の父Sevres Roseという血統。母は仏GIIIノネット賞の勝ち馬。
三浦騎手は「上品な馬ですね。パドックでも返し馬でも落ち着いていたし、ハミを取るべきところでは取ってくれました。それが結果につながった感じだし、まだまだ良くなってくると思います」と人気に応えた新馬勝ちを振り返っていた。
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