28日の函館5R2歳新馬(芝1200メートル)は、
勝浦正樹騎手騎乗の3番人気
マコトルーメン(牡、美浦・
水野貴広厩舎)がゴール前で差し切ってV。タイムは1分11秒4(重)。
ベルゼブブが好スタートから先手を取り、
ビップフウマもこれをマーク。さらに
アウズも外から3番手に続いた。
ロゴタイプの弟で人気に推された
ナイトインブラックは5番手の外めを追走。序盤は縦長だったが、4コーナーでは9頭がほぼ一団となって直線に向かう。スムーズに外に持ち出した
ナイトインブラックが満を持して抜け出すが、流れは差し馬に向き、その後ろから脚を伸ばした
ブルーオリエントが
ナイトインブラックをかわした。しかし、さらにその外から猛追した
マコトルーメンがゴール前できっちりと差し切ってV。2歳戦好調な
ダイワメジャー産駒がここでも新馬勝ちを果たした。クビ差2着は2番人気の
ブルーオリエント。さらに1馬身3/4差の3着が
ナイトインブラックだった。
マコトルーメンは、父
ダイワメジャー、母マコトサンゴ、母の父
タマモクロスという血統。おじ
マコトスパルビエロは交流GII名古屋
グランプリなど重賞4勝。
勝浦騎手は「器用な馬ではなく、スタートも速くないんです。1200メートル向きではないのに、いきなり勝ってしまうのは能力ですね。スケールの大きな走りをする馬。あとは上積みしかないですね」と今後の成長に太鼓判を押していた。
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