デスク 今週は土曜に葉牡丹賞(中山、芝2000メートル)と万両賞(阪神、芝1400メートル)、日曜にシクラメン賞(阪神、芝1800メートル)が行われる。いずれも500万下だが、素質馬がそろって見逃せない。
森本 万両賞は春秋マイルGI制覇を果たした
モーリスが2年前に勝っている。今年の注目は牝馬の
アンシエルワープで、スタートが速くしまいもしっかり。小崎調教師は「スピードが有り余っている。ここをきっちりと勝ち上がれば、今後は1600メートルも頭に置きたい。結果を出したい」と気合が入ってます。
デスク シクラメン賞は昨年、新たに設けられたレースで
ポルトドートウィユが勝った。同じ
ディープインパクト産駒で
ダノンシャルマンが気になる。
森本 ラジオNIKKEI杯2歳Sを勝ち、
皐月賞3着の
ダノンバラードの全弟です。前走の新馬戦が直線で軽く追っただけで2馬身差のV。兼武助手は「まだ緩いけど、しまいはいい脚を使えた。調教でもだいぶ動けるようになった」と上積みをアピール。連勝も十分ある。
デスク 葉牡丹賞にも池江厩舎の期待馬がいる。
森本 ダートGI4勝馬
ゴールドアリュールの半弟
レヴィンインパクト。前走の黄菊賞は2着だったが「直線でもう少し早くさばけていれば…。力はある」と兼武助手は改めて期待していました。
デスク 美浦からは、来週以降でデビュー予定の新馬を頼む。
藤沢 12日の中山芝1800メートルに
ポンテファブリチオがスタンバイ。鞍上は北村宏騎手です。
デスク 叔父に
ニュージーランドTを勝った
サンライズプリンスがいる。
藤沢 鹿戸調教師は「
ダイワメジャー産駒らしいパワータイプ。29日に(
ステイヤーズSに出走する)
ネオブラックダイヤと併せて、馬なりで同じくらい動けていた」と鹿戸調教師は好感触です。