《栗東》
アーリントンCを制した
ディスペランツァ(吉岡、牡)は、坂路を単走でゆったりと駆け上がり、馬なりで4ハロン56秒4-12秒8をマークした。吉岡調教師は「中2週で輸送もあるので、週末の追い切りに向けて脚慣らし程度でしたが、しっかり最後まで動けていました」と順調さを伝える。僚馬で
毎日杯2着
ノーブルロジャー(牡)は、坂路を併せ馬で4ハロン56秒9-13秒2。
フォートポータル(未勝利)にクビ遅れたが、手綱は持ったままで余力たっぷりだった。吉岡調教師は「前走後は短期放牧を挟みましたが、精神的にドシッとした感じがあります。週末に坂路でしっかりやる予定です」と見通しを語った。
ファルコンSを勝った
ダノンマッキンリー(藤原、牡)は、北村友騎手がまたがってCWコースで単走。道中はなだめて折り合いをつけて運び、最後は一杯に追われてラスト1ハロン11秒7(6ハロン83秒1)でシャープに伸びた。鞍上は「先週の段階ではすごくテンションが高くて心配しましたが、1週間でガラッと変わって、暴走することなく目的をもって負荷をかけられました」とうなずいた。
《美浦》
ニュージーランドTを制した
エコロブルーム(加藤征、牡)は坂路で4ハロン52秒8-12秒4をマークし、馬なりで僚馬に併入した。「1回使っているし、中3週なのでガンガンやらなくてもいい。良馬場ならもっとはじけ方が違うと思います」と加藤征調教師。
同2着
ボンドガール(手塚、牝)は嶋田騎手(レースは
武豊騎手)を背にWコースで単走。直線追われると豪快に伸び、5ハロン65秒9-11秒0をマークした。「しっかりやれました。動きも息遣いもパワーアップしているし、パフォーマンスは上がってくれると思います」と手塚調教師。