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【羽田盃】白毛初のダートJpnI制覇!アマンテビアンコまず1冠

川田将雅(38)=栗・フリー=騎乗で1番人気のアマンテビアンコ(JRA)が、新設された3歳ダート3冠の1冠目を制した。4、5番手追走から直線で力強く脚を伸ばすと、逃げた4番人気アンモシエラ(JRA)に1馬身差をつけ、白毛初のダートJpnⅠ制覇を飾った。タイム1分53秒9(不良)。さらに8馬身差の3着にフロインフォッサル(船橋)が入った。



新生ダート3冠元年に、純白のヒーローが誕生だ。歴史の1ページ目に名を刻んだのはアマンテビアンコ。雨に煙る夜の大井で不良馬場をものともせず、531キロの巨体を躍動させて白毛初のダートJpnⅠ制覇を飾った。

「ゲートがもともと得意な馬ではなく、前回もつまずいてしまっていますので、今日は何よりつまずかないような出方を。その後はリズムを取って勝負どころで動いていける形をとりました」

負傷のルメール騎手に替わって手綱を取った川田騎手が快勝劇を振り返った。前走・雲取賞(2着)はスタートで大きくつまずいたが、今回は無難に発進。道中は先行争いを見ながら運び、「ゴールまでにはきっちり捕まえてくれる雰囲気でしたし、無理せずゆっくりと捕まえにいこうと思いました」と余裕たっぷりの手応えで、粘るアンモシエラを差し切った。

もちろん、次に見据えるのは2冠目の東京ダービー(6月5日、大井、JpnⅠ、ダ2000メートル)。「今年、歴史が動き、そのレースの最初に名前を刻めてうれしい。1冠目を取ることができたので、2冠目も頑張りたい」と語った宮田調教師は、「この子を種牡馬にするのが最大の目標」と野望も口にした。

大井の白砂に映える白馬の王子様。アマンテビアンコが新生3冠ロードを主役として駆け抜ける。(板津雄志)

アマンテビアンコ 父ヘニーヒューズ、母ユキチャン、母の父クロフネ。白毛の牡3歳。美浦・宮田敬介厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。戦績5戦3勝(うち地方2戦1勝)。獲得賞金8330万1000円(うち地方5700万円)。重賞は初勝利。羽田盃宮田敬介調教師、川田将雅騎手ともに初勝利。馬名の意味は「恋人(伊)+白(伊)。本馬の馬体より連想」。



◆横山武騎手(アンモシエラ2着)「二の脚が想像以上に速かった。競られた割には、最後までよく踏ん張ってくれた」

◆本田重騎手(フロインフォッサル3着)「せかせずに進ませたら、脚を使ってくれた。距離が延びていいし、これからの馬」

◆笹川翼騎手(ハビレ4着)「道中でつまずいたけど、そのあとは頑張ってくれた。距離も思ったよりもちそう」

◆山崎誠騎手(ムットクルフェ5着)「時計が速すぎるね。でも、3コーナーではオッと思う手応えだったし内容は良かった」

◆和田竜騎手(ブルーサン8着)「間隔があいていたからね。自分のリズムで走る馬なので、逃げたほうがいい」

2024年4月25日(木) 04:35
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