今週の『覆面記者の耳よりトーク』は、
日本ダービーを総力取材。今開催の東京は時計が速く、高速決着への対応が鍵をにぎりそう。ほとんどの馬が経験している2000メートルの持ち時計トップの
コズミックフォースがイチオシだ。稍重の
皐月賞でハマった感が強い
エポカドーロには、疑問の声が上がった。
記者A
オークスは2冠達成の
アーモンドアイは強かったけど、2着の
リリーノーブル推しは上出来やった。
日本ダービーも耳寄り情報を届けたいな。
記者B その
オークスの勝ち時計は2分23秒8と速く、晴天予報の今週末も高速決着が濃厚。時計勝負への対応力がポイントでしょう。
記者C 先週に東京で騎乗した複数の騎手は「芝丈が短くて、路盤が硬いから時計が速い」と証言。X騎手は「
ドゥラメンテが出したレースレコードくらいの時計になりそう」と見込んでたで。
記者D 高速決着なら
コズミックフォースが面白いですよ。前走のプリンシパルSでマークした1分58秒2は、芝2000メートルの持ち時計でメンバーNo.1。
ドゥラメンテと同じ
キングカメハメハ産駒で、母の父
ネオユニヴァースと“ダービー血統”の魅力もあります。
記者E そういえば、U助手からは「未勝利戦を勝った後にルメールが『ダービーにいける』と評価していたくらいで、
ステルヴィオよりこっちに気があったらしい」と聞きました。
記者A Z調教師は「今週こそ“ディープ馬場”になるやろう」と読んでたぞ。同産駒3頭の中なら、
サウジアラビアRCでコースレコード勝ちの
ダノンプレミアムが筆頭かな。
記者B いや、どうでしょう。R厩務員は「一頓挫あってのぶっつけ本番での高速決着は厳しい。ダービーはそんな甘いもんちゃう」と疑問符をつけていました。
記者C それなら
キタノコマンドールやろう。P騎手が「すみれSの勝負どころで上がっていく姿はディープにそっくり。左回りもよさそう」とゲキ推ししとったわ。
記者D “消し”は
エポカドーロ。Q助手は「前走は馬場も含めてすべてが向いた。まともな勝負ならしんどい」と辛口でした。
記者E
ブラストワンピースも時計勝負は微妙。V調教師は「前走の時計は悪くないけど、よりパワー型にシフトした感じ。今回の条件に合うかどうか」とジャッジしていたよ。
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