デスク 毎年のことだが、この時期は500万下条件戦に視線を注ぐ必要がある。2勝目が春につながっていくから、特別はもちろん、平場まで要チェックだ。
斉藤 じゃあ、その平場から紹介しましょう。13日京都の芝1600メートル戦を制した
インディチャンプは、放牧を挟んで
毎日杯(3月24日、阪神、GIII、芝1800メートル)に向かいます。
デスク スタートで後手に回ったが、すごい脚を使って差し切った。
斉藤 音無調教師は「ああいう乗り方ができたら、1800メートルでも対応できるんじゃないかな。引き続き岩田騎手でいくよ」と話していました。
将美 14日京都のダート1800メートルを勝った
スマハマは、
ヒヤシンスS(2月18日、東京、OP、ダ1600メートル)が目標。
高橋亮調教師は「自分のペースで行けたのがよかった。クラスが上がると砂をかぶる展開も考えられるし、そのときがどうかだろうね」と慎重に構えています。
デスク もう1頭頼む。
将美 11月戦のあと休養している
ブラゾンダムールが、
共同通信杯(2月11日、東京、GIII、芝1800メートル)で復帰しますよ。
デスク 復帰といっても賞金400万円の1勝馬だぞ。
将美 厩舎の期待馬で、松永幹調教師は「新馬勝ちしたときのメンバーは強かったし、いいものを持っています。今はソエも収まったしテンションもほどよい感じ」とトーンは高め。横山典騎手が乗るようです。
デスク 美浦からはどうだ。年明けの3歳重賞、オープン特別で5戦全勝と関東馬は絶好調だな。
花田 はい。そのうち重賞を勝った2頭ですが、
シンザン記念を制した
アーモンドアイは、
桜花賞(4月8日、阪神、GI、芝1600メートル)に直行する予定です。
デスク あとは?
花田
京成杯勝ちの
ジェネラーレウーノは、
皐月賞(4月15日、中山、GI、芝2000メートル)の前に弥生賞(3月4日、中山、GII、芝2000メートル)に出走する可能性があります。矢野調教師は「馬の状態を見ながらだけど、使えるとしたら弥生賞を挟む場合も」と説明してくれました。