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サウジアラビアRC=A》 稍重発表ながら、開幕初日で良馬場に近い高速馬場。従来の記録を0秒5も更新する1分33秒0の2歳コースレコードは優秀だ。前後半の各4ハロンが46秒1-46秒9の平均よりやや速い流れを、横綱相撲で完勝した
ダノンプレミアムは掛け値なしに強い。
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京王杯2歳S=B》
タワーオブロンドンのVタイムは昨年優勝馬で
朝日杯FS2着の
モンドキャンノと同じ。遅い流れを後半3ハロンだけで押し上げたことを考えれば、内容は前年以上だ。ただ、翌週の未勝利戦よりわずか0秒2速いだけで半信半疑の面も。
《もみじS=B》 稍重だけに1分23秒4の時計は平凡だが、ラスト3ハロン11秒8-11秒6-11秒4の加速ラップを3番手から楽に突き抜けた
ダノンスマッシュは能力が一枚違った。
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デイリー杯2歳S=C》 道中で故障した先行馬の影響を数頭が受けたが、1分36秒3のVタイムは過去10年で最も遅い。同日の芝内回り1600メートル未勝利戦より1秒8も遅かった。時計的に低レベルと言わざるをえない。
◇結論◇
ハイレベルの
サウジアラビアRC組を素直に評価し、勝った
ダノンプレミアムを中心視する。2着
ステルヴィオ、6着
ダブルシャープも上位争いは可能。
タワーオブロンドン、
ダノンスマッシュ、
カシアスが押さえ。
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