20日のGIII
フラワーCで無傷の3連勝を飾った
ディープインパクト産駒の
ファンディーナ(栗東・
高野友和厩舎、牝3歳)は、牡馬相手の
皐月賞(4月16日、中山、GI、芝2000メートル)に向かうことが決まった。25日朝、高野調教師が発表したもので、「クラブ側からの要望もあって(
皐月賞挑戦が)決まりました。馬の様子を見て、問題なさそうなので」とゴーサインを出したことを明かした。引き続き、
岩田康誠騎手とコンビを組む。
また、
皐月賞の後については、「結果次第ではダービーに行ってほしいということです」というクラブ側の要望もあり、牡馬2冠への挑戦も検討されている。
フラワーCのレーティングは109ポンドというもので、
シーザリオや
ダンスインザムードといった、のちの牝馬クラシック勝ち馬よりはるかに高い評価。3戦すべて相手を問題にしない圧勝の連続だけに、期待は膨らむばかりだ。
なお、
皐月賞にはクラシック登録をしておらず、追加登録料を支払っての参戦となる。牝馬の
皐月賞Vは1948年のヒデヒカリを最後に途絶えたまま。69年ぶりの快挙に向けて、レースぶりが注目される。
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