《
皐月賞=A》2番手の
リオンディーズが掛かり気味に3コーナー手前で先頭に。1000メートル通過は58秒4とかなりのハイペースになり、力のない馬には厳しい展開に。直線で
サトノダイヤモンドが抜け出すところを、
ディーマジェスティが外から一気にかわしてV。1分57秒9は皐月賞レコード。2着は、メンバー最速の上がり33秒9で追い込んだ
マカヒキ。“暴走”した
リオンディーズは進路を妨害するシーンもあったが、大崩れしなかった。
《
青葉賞=A》1000メートル通過61秒3のスロー。好位を進んだ
ヴァンキッシュランが直線半ばで突き抜けた。勝ちタイム2分24秒2はレース史上2位で、本番でも好勝負できる時計。2着は追い込んだ
レッドエルディスト。
《
京都新聞杯=B》後方待機の
スマートオーディンが、ラスト3ハロン33秒8の末脚でV。勝ち時計は平凡も、スローペースで折り合ったのはプラス。
◇結論◇
過去10年で7勝の
皐月賞組が中心。主役は
ディーマジェスティ。東京も2戦2勝で歓迎だ。府中で自慢の末脚が生きそうな
マカヒキと、前走からの上積みが大きい
サトノダイヤモンドが逆転候補。
リオンディーズは折り合いが鍵。前走が好内容で距離経験豊富な
ヴァンキッシュランも侮れない。
スマートオーディンは、スローの瞬発力勝負になった時に浮上する。
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