日本ダービーの枠順が26日、確定した。
皐月賞馬
ディーマジェスティは〔1〕枠(1)番。過去10年で4勝2着2回の好成績をあげる最高のゲートを引き当てて、史上24頭目の春のクラシック2冠を目指す。
皐月賞馬がラッキー枠をゲットだ。
ディーマジェスティが引いた〔1〕枠(1)番は過去10年で【4・2・0・4】で、2008年
ディープスカイ、09年
ロジユニヴァース、10年
エイシンフラッシュ、13年
キズナがダービー馬に輝いた。馬番別では断トツの好成績を残している。
枠順が発表されると、三浦助手は「やったじゃないですか」と第一声。「もともと競馬に注文がつかない馬ですが、いい枠を引けましたし、ロスなく運べるでしょう。あとは蛯名騎手に任せます」と
皐月賞の大外(18)番枠とは一転した好枠に声を弾ませた。この日は角馬場で軽めの調整。同助手は「馬は落ち着いているし、体が締まったね」と好ムードだ。
★リオン、納得の(12)番
リオンディーズは2004年に優勝した父
キングカメハメハと同じ〔6〕枠(12)番が当たった。「できれば内の気持ちはありましたが、極端な外枠ではありませんから。前に壁を作る競馬ができれば。鞍上に任せます」と高田助手はMデムーロ騎手にすべてを託した。
★ダイヤは真ん中(8)番
皐月賞3着の
サトノダイヤモンドは、真ん中の〔4〕枠(8)番を引いた。「極端に内過ぎず外過ぎず、これなら他を確認しながらいい位置につけられると思います。ここが大目標ですし、悔いのないレースをしてほしい」と川合助手は力を込めた。
★(14)番ヴァンキッシュ「内めが良かった」
ヴァンキッシュランは昨年優勝した
ドゥラメンテと同じ〔7〕枠(14)番からスタート。「本当は内めが良かったですけど、(後入れの)偶数番なので。競馬に注文はつかないですし、前回のような競馬ができれば」と高田助手は前向きだった。
★オーディン(10)番に松田師ニンマリ
毎日杯、
京都新聞杯と重賞連勝中の
スマートオーディンは、〔5〕枠(10)番。最近では2012年に
ディープブリランテが勝利している。「ここなら相手の出方を見ながら、いいポジションを取れると思います」と松田調教師はコメントした。
★3冠馬と同ゲート(5)番スピネル差す!
エアスピネルは〔3〕枠(5)番。2005年
ディープインパクト、11年
オルフェーヴルの3冠馬が同じゲートから栄冠を手にしている。「できれば内めがほしかったんです。しっかりと脚をためる競馬ができそうですね」と笹田助手が声を弾ませた。
★
マカヒキ、
皐月賞と同じ〔2〕枠(3)番
前日に追い切りを終えたことから軽めの調整にとどめ、午後2時の枠順確定を待った。決まった枠順は
皐月賞と同じ〔2〕枠(3)番。デビューから5戦連続の奇数枠だ。友道調教師は「いい枠に入ったんじゃないかな。東京だからどこからでもいける。あとは、鞍上に任せる」と言葉に力を込めた。
★「
日本ダービー」特集!馬柱&調教タイム&談話などを無料公開